詰め物の種類について(メタルインレー修復)
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回はむし歯修復(保存修復学)の分野からです。
今回から4回に分けて詰め物(インレーとアンレー)について解説します。
今日は1回目でその総論です。
保険適応と保険外(自費)のものがあります。
3種類について説明していこうと思います。
①パラジウムインレー
②ゴールドインレー
③ハイブリッドセラミックスインレー
保険適応があるのは①のパラジウムインレーだけです。
②と③は保険外(自費)のインレーとなります。
それでは、種類を見てみましょう。
①パラジウムインレー
30年以上前に保険導入された金属です。
いろいろな金属の混合されたもので、
適合精度は②ゴールドインレーと③ハイブリッドセラミックインレーと比べ悪いです。
②ゴールドインレー
ゴールドは強度、安全性ともに高くいい材料です。
伸びがあり、適合性も高いのが特徴です。
③ハイブリッドセラミックインレー
金属を使わないので安全性が高い材質です。
色も歯に近く審美的です。
いずれの材料を選んでも機能的にはカバーできます。
保険外(自費)の材質には保険の材質に比べ長所があります。
次回以降、この3種類について、3回シリーズで解説しようと思います。
明日は①のパラジウムインレーについて説明しようと思います。
投稿日:2009年11月10日 カテゴリー:むし歯修復