パラジウムインレー修復
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今日からインレー修復の各論を書きます。
3回シリーズの1回目はパラジウムインレー修復です。
パラジウムインレーは保険診療で使われる材質です。
30年以上前に保険導入された材料です。
欧米では全く使いません。
大まかな組成は金12% パラジウム20% 銀50%銅10%です。
長所・短所を示します。
長所
保険診療なので経済的負担が少ない。
短所
腐食されやすく、金属アレルギーの心配がある。
適合が悪く二次虫歯になりやすい。
審美性に欠ける。
ゴールドインレー、ハイブリットセラミックスに比べ適合が悪い。
パラジウムインレー修復
機能的にはカバーされますのでその点は安心して選べます。
次回はインレー修復の各論2回目、ゴールドインレー修復です。
投稿日:2009年11月11日 カテゴリー:むし歯修復