親知らずの移植(歯の移植)
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
口腔外科の分野から親知らずの移植についてです。
前回、親知らずを抜歯すべきか?残しておくべきか?について書きました。
今日は親知らずを残しておくといい事もあるという例です。
症例です。
右の下、第二大臼歯(親しらずの手前の歯)が虫歯になっており抜歯が必要でした。
この症例では、親知らずを傷つける事なく抜歯できそうでしたので、
虫歯の歯を抜歯して、親知らずの移植を行う方針としました。
親知らずの移植前と移植後のレントゲン写真です
神経の治療(根管治療)をしてかぶせ物(クラウン)をセットしました。
治療後は定期検診を行いかみ合わせの微調整を行います。
この症例に限らず、治療終了後の定期検診(メンテナンス)は非常に重要です。
予防歯科の観点からも必ず定期検診を受けるようにしましょう。
投稿日:2009年11月17日 カテゴリー:口腔外科