歯科技工士(しかぎこうし)の役割
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は、歯科技工士(しかぎこうし)の役割についてです。
歯科医院を受診すると、型を取ることがありますね。
この場合、多くは技工所に発注して技工物を作ってもらいます。
症例を見てみましょう
型を取ったものを模型にします。
技工士さんはこの模型状で技工物を作るわけです。
写真はハイブリットセラミックインレーとメタルセラミッククラウンです。
自費の技工物は顕微鏡を使って辺縁を調整します。
総義歯(総入れ歯)の例です。
かみ合わせを採って、咬合器(こうごうき)に付着します。
咬合器に付けることで口の中の状態を作業しやすいように再現します。
歯が並んだ状態が左の写真です。
義歯を外すと右のようになります。上の歯と顎堤(歯肉の土手)の状態がよくわかります。
模型を見ながら、歯科医師と歯科技工士で相談しながら作り上げていくわけです。
予約が約1週間先になるのは、技工作業を行うので、
発注から納品まで時間がかかるわけですね。
投稿日:2009年11月20日 カテゴリー:かぶせ物, むし歯修復, 入れ歯(義歯)