キシリトールと妊婦、小児歯科
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は、キシリトールについての各論1回目、
キシリトールと妊婦、小児の関係です。
①キシリトールと妊婦
妊娠中はつわりがひどかったり、ホルモンバランスが崩れたりします。
よって、十分な歯磨きができなかったり、唾液のpHが酸性に傾き口腔内の環境が悪化
します。
そこで、手軽にできる予防対策が必要になります。
その1つとして、キシリトールのガムやタブレットを利用するのがよいと思います。
お腹の中にいる赤ちゃんに対する影響ですが、
キシリトールは、ホウレンソウや、イチゴなどにも含まれており、
極端に大量に摂取しない限りは問題ありません。
②キシリトールと小児
生えてくる途中の歯は、歯ブラシが届きにくく、ブラッシング以外にも手軽な予防対策が有効です。
キシリトールは、石灰化を促進したり、ミュータンス菌(虫歯の原因菌)が増殖するのを防ぐ働きがありますので、キシリトールのガムやタブレットを利用はよい予防対策となります。
スーパーやコンビニエンスストアでも手に入ります。
実際、虫歯が多い小児には砂糖の入ったアメなどを好んでいる傾向が見られます。
キシリトールのガムやタブレットに変更してみてはいかがでしょうか。
投稿日:2009年12月12日 カテゴリー:予防歯科