キシリトールと矯正歯科
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は、キシリトールと矯正歯科の関係についてです。
矯正は、装置を歯に装着して、ワイヤーやゴムなどの力で歯を動かす治療法です。
昔は矯正と言えば、子供が行うものという認識が強かったと思いますが、
最近では、成人矯正も盛んになってきました。
矯正中は、矯正装置が口の中に入るため、
プラークが貯まりやすく通常より歯ブラシが難しくなります。
そこで、歯磨き以外の予防対策にキシリトールが有効だと思います。
再石灰化の促進やミュータンス菌(虫歯菌)の増殖を抑えるだけではなく、
ガムを咬むことで、唾液の分泌が促進され唾液のもつ抗菌作用や、
歯の再石灰化といった働きを期待できます。
キシリトールの入った市販品は本当に多く存在します。
市販のものには下の写真のようなマークがあるものを選ぶと安心だと思います。
次回はキシリトールと高齢者の関係について書きます。
投稿日:2009年12月14日 カテゴリー:予防歯科