歯周初期治療(ししゅうしょきちりょう)について
こんにちは。 武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は歯周病の分野から歯周初期治療(ししゅうしょきちりょう)についてです。
歯科医院に行くと、「歯石を取りますね」とか、「クリーニングをしますね」とか、
「歯ブラシの使い方を説明します」などと言われる事があると思います。
これは、歯周初期治療の一環なので、以下のような流れがあるのです。
それでは、歯周初期治療の流れを見てみましょう。
順番に見ていきましょう
①歯周病の検査
歯周ポケットを測定し、悪い部分を見つけます。
歯周病が進行している所は歯がぐらぐらしたり、歯肉から出血しますので、合わせて検査します。
②ブラッシング指導
磨き残しの染め出しを行い、実際の汚れを見て落としてもらいます。
染め出した所
この汚れを歯ブラシで落としてもらいます。
③スケーリング、ルートプレーニング
歯石を除去することをスケーリングといいます。
また、深い部分の歯石除去をルートプレーニングといいます。
歯石を除去して、正しいブラッシングで歯肉の状態を改善します。
超音波巣スケーラーや、手用スケーラーを使って歯石を除去します。
右の写真は歯石を除去した直後です。歯肉が赤くなり、腫れています。
歯石や歯垢の中には歯周病や虫歯の原因菌が多数存在しています。
プラークコントロールを始めましょう。
投稿日:2009年12月8日 カテゴリー:歯周病