歯周病と女性ホルモンの関係① | 吉祥寺の歯医者 - さくま歯科 -

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歯周病と女性ホルモンの関係①

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。

今回から3回シリーズ歯周病と女性ホルモンの関係について書いてみたいと思います。

①歯周病と思春期

②歯周病と妊娠

③歯周病と更年期

の予定です。

本日は1回目、歯周病と思春期です。

思春期になるとプロゲステロンエストロゲンという女性ホルモンの分泌が始まります。

プロゲステロンの量が増えるとちょっとした刺激で歯肉が反応するようになります。

例えば、少量のプラークで炎症反応が出て、歯肉が腫れ出血しやすくなります。

t.jpgのサムネール画像

この場合の歯肉炎には女性ホルモンが関係していることから、思春期の男子には一般的に見られません。しかし、歯ブラシを怠ると思春期の男子も歯肉炎を起こします。

月経の始まる3,4日前に歯肉が腫れたり、出血することがあります。この場合、女性ホルモンの量が減少するにつれて症状も軽減します。

この時期の歯肉炎は定期的にメンテナンスして口の中の健康を保つ必要があるのです。

次回は歯周病と妊娠について書きます。

投稿日:2010年1月20日  カテゴリー:歯周病