骨粗しょう症について その1
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は骨粗しょう症についてです。
骨粗しょう症とは、骨の形態的な変化はないのですが、骨の量が減ってしまうために起こる病気です。骨密度が低下して骨がスカスカになってしまうことです。
骨粗しょう症にはビスホスホネート製剤(BP製剤)が処方されています。
整形外科で処方されていることが多いと思います。
不必要なケースにも処方されていることもあるように感じます。
日本では100万人以上に投薬されていると推計されています。
みなさんもご自身の内服薬をもう一度見直してみてはいかがでしょうか?
骨粗しょう症の危険因子としては以下のようなものがあります。
①女性ホルモン(エストロゲン)の低下
②喫煙
③運動不足
④加齢
⑤薬の副作用
⑥遺伝
⑦食事
⑧全身疾患
これらの危険因子があると、骨の中にあるカルシウムの量が減って骨折や、歯周病の危険度が増してしまうわけです。
歯科との関連では、抜歯、インプラントなどの外科処置が大きな問題となります。
次回は、実際の内服薬と具体的な問題点について書きたいと思います。