歯周病と女性ホルモンの関係③
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は歯周病と女性ホルモンの3回目、
歯周病と更年期についてです。
更年期(40~55歳)になると、ホルモンのバランスが崩れて様々な不定愁訴(ふていしゅうそ)が見られることがあります。
これを更年期障害と言います。
更年期になると歯肉に痛みが出たり、灼熱感を訴えたり、味覚に異常を訴えたりすることがあります。
唾液の分泌が著しく減少すると口腔内乾燥症(ドライマウス)を訴えるのもこの頃です。
唾液は、抗菌作用、自浄作用、歯の再石灰化など重要な役割がありますが、これらの機能が期待できません。端的に言えば、歯周病や虫歯になりやすくなるということです。
歯の表面が着色し、歯石がついています。
定期検診を受診し、口の中の状況をきちんとチェックしないといけません。
写真のように歯石が付いている場合は、ブラッシングの再チェックと歯石を除去しクリーニングをかけなければなりません。
投稿日:2010年1月23日 カテゴリー:歯周病