地図状舌(ちずじょうぜつ)
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は口腔外科の分野から地図状舌(ちずじょうぜつ)についてです。
地図状舌(ちずじょうぜつ)は原因が不明とされています。
内分泌障害やビタミン欠乏説、あるいは遺伝などが言われていますが、確かなものはありません。アトピー性の素因と関連するという説もあります。
また、膿疱性乾癬、尋常性乾癬と合併することがあります。
症例です。
写真のように地図のような模様が出現します。
この模様は日によって変化します。
地図状舌(ちずじょうぜつ)は特に処置の必要はありません。
時に、舌の炎症を伴う事があり、痛みがでることがあります。
この場合、うがい薬を使います。
舌や口腔粘膜の病変にはいろいろなものがあります。
特に舌は良く見るとデコボコしていたりして、一見すると病気かなと思うこともあるかもしれません。
気なったら診察を受けましょう。
投稿日:2010年1月25日 カテゴリー:口腔外科