舌痛症(ぜっつうしょう)
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は口腔外科の分野から舌痛症(ぜっつうしょう)についてです。
舌に器質的変化(異常がない)がないのに痛みが出る病気です。
心理的ストレスが原因とされています。
症状としては、舌のピリピリ感などと表現される軽度の自発痛です。
生活の環境が変わったり、精神的にショックが大きい出来事があると、
神経質になり舌が痛くなることが多いのが特徴です。
何かに集中していたり、悩み事が解決されたり、ストレスの少ない時期には
軽快していることが多く見られます。
舌痛症の他に舌が痛くなる疾患には、
舌癌
舌炎
舌にできた潰瘍
などがありますが、舌に異常(器質的障害)が見られますので舌痛症とは鑑別ができます。
心配な症状があったら診察を受けましょう。
投稿日:2010年1月26日 カテゴリー:口腔外科