即時義歯(そくじぎし)
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は義歯(入れ歯)の分野から即時義歯(そくじぎし)についてです。
通常、義歯は、抜歯後に傷口が治ってから型をとりますが、
即時義歯(そくじぎし)は、抜歯を前提として型を採り、抜歯当日に義歯をセットします。
利点としては
①歯の無い状態をつくらない
②保険適応のため経済的負担が少なくて済む
③修理がしやすい
一方、短所としては
①抜歯を行うと歯肉の形態が変化するので何度も調整が必要
②適合性が低いので何度も調整が必要
歯の治療は上の歯と下の歯のかみ合わせで決まります。
即時義歯を入れてかみ合わせを整えながら治療する必要な場面も出てくるという訳です。
次回はメタルフレームの義歯についての補足としてコーヌスクローネの義歯を取り上げます。
個人的に、保険外の義歯としてはコーヌスがお勧めです。
投稿日:2010年2月20日 カテゴリー:入れ歯(義歯)