むし歯の好発部位(こうはつぶい)について
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は、保存修復学から虫歯の好発部位(こうはつぶい:できやすい部分)についてです。
以下の3つと言われています。
①歯間隣接面(しかんりんせつめん)
②小窩裂溝(しょうかれっこう)
③歯頚部(しけいぶ:歯と歯肉の境目)
実際の臨床でもこの3つがよく虫歯になっています。
1つずづ見てみましょう。
①歯間隣接面
歯と歯の間です。
ブラシが届かないので虫歯になりやすい所です。
デンタルフロスや歯間ブラシを使う必要があります。
②小窩裂溝(しょうかれっこう)
歯の形態には溝があります。
この溝にプラークが貯まって虫歯になります。
単なる着色ということもありますので診断を受ける必要があります。
③歯頚部
歯と歯肉の境目です。
黒くなっています。
典型的な例です。
この3つの部位は虫歯になりやすい所なのでよく磨かないといけません。