歯の外傷
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
口腔外科の分野から前回に引き続き外傷の症例を見てみたいと思います。
続く時は同じようなケースが続きます。
今回は歯の外傷です。
では、症例です。
中学生の男子です。
部活の最中にふざけていてぶつけてしまったとのこと。
一直線に割れています。
割れた破片を生理食塩水に入れて受診しました。
前回も書きましたが、外傷の基本は整復固定(せいふくこてい)です。
破折した歯をコンポジットレジンで接着し、修復します。
術前、術後です。
くっつけてかみ合わせを調整します。
歯の神経が死んでしまう(失活歯になる)ことがあるので経過観察は重要です。
外傷でもコンポジットレジンが登場しました。
コンポジットレジンは虫歯だけでなく、現在の歯科治療では応用範囲が広いマテリアルです。