CAD/CAM(かどきゃむ)
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は、オールセラミック修復からCAD/CAM(かどきゃむ)についてです。
多くのケースで口の中の型どりをして、その形に金属を鋳造(ちゅうぞう)する事で、口腔内にセットするという方法が行われています。
CAD/CAMは型どりした模型から形を読み込んで、機械がポーセレンのブロックを削り出すことで歯を作ります。鋳造(ちゅうぞう)とは全く違った方法です。
近年、このCAD/CAMの技術が進歩し、オールセラミック修復を可能にしています。
セレック3Dといって院内に置くタイプのCAD/CAM装置を紹介します。
まず歯を削って形を整えます。
下の機械で口腔内から直接歯の形態を読み取ります。
従来の型どりは行いません。
パソコン上でインレーを作製している画面です。
下のようなセラミックのブロックを削ります。
いろいろな色が用意されています。
セラミックのブロックを削り出しのマシーンにセットします。
左右にバーが付いていてブロックを削ってインレー(つめもの)やクラウン(かぶせもの)を作ります。
技術の進歩はすごいですね。
投稿日:2010年4月17日 カテゴリー:かぶせ物