アマルガム修復と水銀
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は保存修復学の分野からアマルガムについてです。
アマルガムは現在の臨床で使われることはほとんどありません。
水銀を含んだ金属です。
口腔内で常に揮発し、体内に取り込まれ蓄積します。
非常に恐ろしいものです。
症例をみてみましょう。
アマルガム充填された歯です。
口の中にあるだけで日々、水銀が蒸発し体内に取り込まれ蓄積します。
アマルガム充填の辺縁も欠けて段差になっているのがわかります。
ここから虫歯が進行します。
安全性を考慮すべきです。
積極的に除去してメタルフリー修復(金属を使わない)すべきです。