顎関節症の症型分類① | 吉祥寺の歯医者 - さくま歯科 -

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顎関節症の症型分類①

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。

今回から4回に分けて顎関節症の症型について書きます。

顎関節症は以下の5つに分類されます。

I  型  咀嚼筋障害

II   型  関節包・靭帯障害

III  型  関節円板障害

IV 型  変形性関節症

V  型  その他

今日はI型の咀嚼筋障害(そしゃくきんしょうがい)について話します。

咀嚼筋とは、口を開け閉めする時に使う筋肉のことです。

顎関節症のI型はこの咀嚼筋が障害を受けます。

何もしなくて痛みがある場合は顎関節症とは違う原因を考えるのが一般的です。

自発痛は腫瘍や炎症など別の原因を考える)

顎関節症I型は簡単に言うと筋肉痛です。

口を開け閉めした時や噛んだときに筋肉が痛みます。

また、筋肉を押すと痛みがあります。

顎関節症I型の治療方法です。

開口訓練(ストレッチング)、マッサージ、スプリント療法が有効です。

また、歯牙接触癖と言って日中無意識に上下の歯を接触させていたり、くいしばっていることがあります。自分で観察してみて接触しているようならやめるように気をつけなければいけません。

食事以外の時間に歯を接触させることで筋肉が働き疲労してしまう訳です。


IMG_7313.JPGのサムネール画像

スプリント療法ではスタビライゼーション型スプリントが有効。

気になる症状は診察を受け、正しい治療法を選択しないといけません。


投稿日:2010年5月17日  カテゴリー:顎関節症