歯周病の検査、歯周ポケット測定
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は歯周病の分野から、歯周病の検査についてです。
歯周病の検査では歯周ポケットを測定して、磨き残しのチェックを行い、さらに歯の動揺度(どのくらいグラグラか)を検査します。
歯周ポケットの測定は非常に大切です。
まず、最初の状態を把握することで、歯周病治療後の効果を判定できます。
改善されない部分は歯周外科処置を考えないといけない場合が出てきます。
歯周ポケットは、深さをミリ単位で計測します。
深さが3ミリを超えてくると歯ブラシの毛先が届かないとされており、深くなったポケット内を清掃できません。深部の歯石除去や外科処置を考えないといけません。
歯周ポケットを測定するプローブです。
先端にメモリがついていて測定ができます。
成人の約80%は歯周病になっていると言われています。
きちんと歯周病の検査を受けて歯肉の状態をチェックしないといけません。
悪くなっている部分は治療を行うべきです。
投稿日:2010年6月26日 カテゴリー:歯周病