舌側のフィステル(歯内療法:神経の治療) | 吉祥寺の歯医者 - さくま歯科 -

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舌側のフィステル(歯内療法:神経の治療)

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。

今回は歯内療法(神経の治療)の分野からフィステルについてです。

フィステルとは、膿の出口のことです。

歯の根の先に膿が貯まると、圧力が高まり、

膿は頬側か舌側に出口を作って圧力を下げようとします。

一般的に頬側にできることが多く、「出来ものができた」「歯肉が腫れてつぶれた」という理由で受診される方がほとんどです。

症例です。

195.jpg

写真の左下に中心がやや白色で周囲が赤みを帯び、ぷっくとふくれた部分があります。

白いのがです。根の先の炎症が舌側に出てきている訳です。

出来てはつぶれ、出来てはつぶれを繰り返します。

このようなケースでは根管治療(根の治療)が必要です。

病巣が大きくなると抜歯になるケースも出てきます。

早めの処置が必要です。

検診ではレントゲン検査をして根の状態も確認すべきです。

投稿日:2010年7月25日  カテゴリー:歯内療法