歯根破折(しこんはせつ)①
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は口腔外科の分野から歯根破折(しこんはせつ)についてです。
症例です。
咬んだ時の違和感があったので、かぶせ物をはずしてみると写真のようになっていました。
縦に亀裂が入っています。歯根破折しているので、咬んだ時に違和感があった訳です。
保存は不可能です。抜歯となってしまいました。
抜いてみると、縦にばっさりと割れていました。
歯根破折を起こすのは圧倒的に失活歯(神経を取ってある歯)です。
虫歯は小さいうちに処置しないと神経を取らないといけなくなります。
神経の保存は重要です。
予防歯科が重要ですし、
治療が必要な場合も早期に発見し、治療すべきです。
投稿日:2010年7月12日 カテゴリー:口腔外科