武蔵野市の歯科健診と粘膜疾患
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
8月から武蔵野市の歯科健診が始まります。
まだ受診したことのない方は保健センターに申し込みましょう。
今年の新規受付は500名と非常に少ないようです。
すぐに満席になってしまうことが予想されます。
申し込みはすでに始まっています。
昨年、健診を受けている方は武蔵野市から受診票が来ますので
さくま歯科に電話にて予約してください。
今回は健診の項目から粘膜疾患に関してです。
健診では、歯の状態だけではなく、舌や粘膜の状態もチェックします。
粘膜の疾患にはどのようなものがあるか見てみましょう。
初期の舌癌:白板症のようにも見えますが、組織検査では舌癌でした。
頬粘膜の白板症:境界明瞭な白い病変です。
舌の白板症
白板症は前癌状態です。要注意の疾患です。
頬粘膜の扁平苔癬(へんぺいたいせん):白色でレース状の病変です。
症状がなくて、症例写真のように粘膜が変化を起こしているかもしれません。
隠れた疾患を見つける意味でも健診は大切です。