アマルガムは除去すべきか?
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回はメタルフリー修復(金属を使わないで治す)から、
アマルガムを除去すべきかについて考えます。
アマルガムが口の中にあると、常に水銀が溶け出していると考えていいと思います。
口の中の環境は苛酷です。
アマルガムの症例を見てみましょう。
アマルガムが腐食し表面がザラザラしています。
金属色が周囲の歯質にまで及んでいます。
詰めたアマルガムが欠けて周囲から虫歯になっています。
治すのであれば金属の使用は避けるべきです。
積極的に除去して、コンポジットレジンやセラミックインレーで修復すべきです。
模型上のハイブリッドセラミックインレー
コンポジットレジン充填による修復
安全性を考えると金属は積極的に除去して、
メタルフリー修復(金属を使わないで治す)すべきだと思います。
投稿日:2010年8月13日 カテゴリー:むし歯修復