ビスホスホネート製剤の休薬と再開
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
ビスホスホネート製剤に関連した顎骨壊死(がっこつえし)の
ポジションペーパーの内容を紹介していますが、今回が最終回です。
実際、ビスホスホネート製剤を使っている場合の歯科治療についてです。
抜歯やインプラントなどの外科処置が問題となります。
休薬については処置の3カ月前からが原則となります。
3年以上の長期にわたり内服している場合も注意しないといけません。
薬の再開については、抜歯後歯肉が盛り上がってくる2~3週間後か、
十分骨性の治癒が期待できる2~3カ月後が目安とされています。
担当医と良く相談をして処置方針を決定しましょう。