抜歯後のドライソケット
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は口腔外科の分野からドライソケットについてです。
ドライソケットとは、抜歯後にかさぶたが取れてしまい、骨がむき出しになった状態のことです。
抜歯後におこるトラブルの1つです。
自発痛があり、飲食による冷温刺激と接触痛が強くでます。
骨がむき出しなので、鎮静作用のある薬を入れて、パックをして傷を保護します。
時間が経つと歯肉が上がってきます。
歯肉の上がりが遅い場合は再掻把(さいそうは)といって、
麻酔をして傷口から再度出血を促し、かさぶた(血餅:けっぺい)を作って
治癒を待つ方法をとる事があります。
感染しやすいので、抗生物質の服用も必要です。
抜歯後約1週間しても痛みが無くならない場合は抜歯後のトラブルの可能性があります。
診察を受けましょう。
投稿日:2010年9月25日 カテゴリー:口腔外科