味覚障害と亜鉛の関係 | 吉祥寺の歯医者 - さくま歯科 -

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味覚障害と亜鉛の関係

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。

今回は口腔外科の分野から味覚障害についてです。

2回目の今日は味覚障害と亜鉛の関係についてです。

亜鉛は味覚を感じるために必要なもので、食事から摂取する必要があります。

しかし、1日に必要な亜鉛は15mg(成人)ですが、実際は摂取量は9mgと言われています。

高齢者では食事の摂取量も減っていますので、

亜鉛の量は絶対的に不足していると考えられます。

亜鉛を多く含む食べ物を示します。

23dm.jpgのサムネール画像

亜鉛と銅は拮抗的なので摂りすぎには注意です。

亜鉛製剤やサプリメントも効果的な場合もあります。

ある報告によると

亜鉛欠乏症の患者さんで66~71%に改善が見られたとする報告があります。

亜鉛製剤の内服で多くは改善しますが、約3割は改善しない場合もあるということになります。

投稿日:2010年9月21日  カテゴリー:口腔外科