エイズについて(AIDS)
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は口腔外科の分野から
エイズ(AIDS:acquired immunodeficiency syndrome)に関してです。
HIV(human immunodeficiency virus)の感染により細胞性免疫が機能不全になる感染症です。
近年、感染者数が急激に増加しており注意が必要です。
現在では、内服薬の進歩により、
感染しても発症しないようにコントロールが可能ですので、
慢性疾患とも言えるかもしれません。
口腔内症状としては
白板症
カンジダ症
帯状疱疹
カポジ肉腫
などが挙げられます。
歯科治療との関連については、細胞性免疫が低下すると感染に対して弱くなりますので、
抜歯などの外科処置は時期を選んで行わないといけません。
内科との連携が必要な疾患です。
投稿日:2010年10月23日 カテゴリー:口腔外科