癒合歯(ゆごうし)
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は口腔外科の分野から癒合歯(ゆごうし)についてです。
通常は2本の歯が合わさって一本の歯になってしまう事があります。
歯の奇形の一つです。
2本以上の歯が互いに結合している歯のことを癒合歯と言います。
乳歯に発生することが多いとされています。
(セメント質どうしの場合は癒着歯という)
症例です。
まだ乳歯のAとBが癒合しています。
2本の歯が1つになっているのがわかります。
特に処置の必要はありませんが、後続の永久歯に障害があったり、先天的に欠如している場合もあります。
投稿日:2010年10月20日 カテゴリー:口腔外科