アマルガムを放置すると・・・
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は虫歯修復の分野からアマルガムを放置した場合についてです。
アマルガムは水銀を含む金属で、昔の歯科臨床で多様されていました。
現在でも、古い治療の痕として見ることができます。
歯科医院は20年ぶりとの事で受診された患者さんですのケースを見てみましょう。
症例
前歯にアマルガムが入っていました。
このアマルガムが欠けたとの事で受診されました。
まずアマルガムを除去します。
右側が除去した写真です。
アマルガムを除去しても歯が真っ黒です。
金属が歯質に完全に浸透し沈着し審美障害を引き起こしています。
アマルガムは口の中にあると水銀を出しており、
安全性にも問題があります。
アマルガムは放置せず、積極的に除去しないといけません。
投稿日:2010年11月2日 カテゴリー:むし歯修復