パラジウムインレーの下は?
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は、保存修復学(虫歯修復)の分野から
パラジウムインレーを除去するとどうなっているかについてです。
症例
メタルフリー修復を希望されている患者さんです。
パラジウムをハイブリットセラミックインレーに入れ替えます。
(金属を除去してセラミックに交換します)
パラジウムのインレー(金属)を除去すると、右の写真のようになっていました。
症状がなくてもセメントの劣化によって辺縁から漏洩しているのです。
金属が溶出して着色しています。
このケースに限らず、パラジウムインレーを除去するとこのようになっていることがほとんどです。
ハイブリットセラミックインレーは治療の概念が全く異なります。
詰め物と歯を接着させるので詰め物の辺縁から漏洩がありません。
金属を使わないで治す(メタルフリー修復)治療の詳細はホームページ本編をご覧ください。
投稿日:2010年11月24日 カテゴリー:むし歯修復