フォーダイス斑
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は口腔外科の分野からフォーダイス斑についてです。
皮脂腺(ひしせん)の迷入により生ずるとされています。
本来ないところに脂肪が存在すると考えてください。
口唇、頬粘膜に認められる事が多いとされています。
Fordyceにより報告されてのでこの病名がついたみたいです。
症例です。
右の頬粘膜にクリーム色の斑点のような部分が確認できると思います。
このクリーム色の部分がフォーダイス斑です。
フォーダイス斑は特に障害がないので処置の必要はありません。
虫歯や歯周病だけでなく、粘膜や舌に心配な状態がある時は診察を受けましょう。
投稿日:2010年11月22日 カテゴリー:口腔外科