イエテボリ法
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
前回、スウェーデンは世界で最も予防歯科活動が成功した国とされている事を書きました。
今回は予防歯科の分野からイエテボリ法についてです。
早速、見てみましょう。
①歯ブラシに1.5g(小児では0.5g)程の歯磨剤をつけ、
歯列全体に行き渡るように2分間ブラッシングします。
②ブラッシングの際には歯磨き粉はなるべく吐き出さない
③ブラッシングが終わったら、歯磨き粉を吐き出さず少量の水を口の中に含み、口の中に残っている泡だった歯磨き粉と一緒に30秒から1分程隅々にまで行き渡るようにブクブクうがいをします。
以前紹介した歯磨きの時間や、歯磨き粉の量の話から考えると非常に合理的だと思いますが、
この方法がすべての方に当てはまる訳ではありません。
担当の歯科衛生士と自分に合った歯ブラシの方法を考えないといけないと思います。
スウェーデンでは1500ppmのフッ化物歯磨剤の使用が認められており
日本の上限濃度1000ppmとは差があることも付け加えておきます。
投稿日:2010年11月12日 カテゴリー:予防歯科