8020運動について
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は予防歯科の分野から8020運動に関してです。
8020運動とは、
「80歳になっても20本以上自分の歯を保つ」
という運動の事です。
いろいろな研究調査から、
20本の歯が残っているとほとんどの物をしっかり咬んで食べる事ができる事
がわかっています。
これが8020運動の根拠となっているのです。
歯科疾患実態調査という調査で歯の本数を調査する項目があります。
平成17年の歯科疾患実態調査では、前回調査に比べて、
80歳での平均残存歯数が4本から8.9本へと増加しました。
この結果は予防歯科の推進で、
歯周病や虫歯の予防が少しずつ定着してきていることの表れです。
これからも予防意識を強く持って定期的な受診を行い、口腔環境の維持に努めましょう。
投稿日:2010年11月29日 カテゴリー:予防歯科