顎関節症の主要症状
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科
日本顎関節学会認定医 佐久間琢です。
今回は顎関節症の分野から顎関節症の主要症状についてです。
顎関節症のタイプは5つに分類されますが、
主要症状は疼痛、関節雑音、開口障害3つです。
それぞれ見てみましょう。
①疼痛(とうつう:痛み)
顎関節症における疼痛は基本的に動かした時や咬んだ時の痛みです。
何もしないで痛む場合は他の原因を考えます。
アゴの関節やアゴを動かす筋肉が痛むことがあります。
②関節雑音(かんぜつざつおん)
「カクカク」「ジャリジャリ」といった音が代表的です。
関節円板の位置異常で起こることが多く、確定診断にはMRIが必要です。
③開口障害(かいこうしょうがい:口が開けずらい)
口が開かなくなる現象です。指が3本入らなければ開口障害と言えます。
開口障害の原因は大きく分けて2つです。
口を開ける筋肉に問題がある場合と関節円板の異常による場合です。
気になる症状は診察を受けましょう。
自分の状態を知ることは大切な事だと思います。
投稿日:2010年11月17日 カテゴリー:顎関節症