歯肉の着色:喫煙の影響
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は歯周病の分野から歯肉の着色(喫煙の影響)についてです。
喫煙者の口腔内です。
歯肉が帯状に黒くなっています。
喫煙により歯肉にニコチンが沈着しているのです。
喫煙は歯肉に悪影響を及ぼします。
悪影響を列挙します。
①歯肉の線維化:歯肉が硬くなって、症状の出現が遅れます。
②血管の縮小:血管が細くなることで老廃物の除去などが遅れます。
③白血球の機能抑制:歯周病で起きている炎症に対して抵抗力が落ちます。
④歯肉の修復の抑制:歯肉の治りを悪くします。
歯肉にとってはかなり不利だと思います。
禁煙すべきです。
虫歯だけではなく歯周病も歯を失う原因になります。
定期検診、定期的なクリーニングが必要です。
投稿日:2010年12月21日 カテゴリー:歯周病