睡眠時無呼吸症候群②(いびきは怖い)
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間順子です。
睡眠時無呼吸症候群についての2回目です。
「いびき」の治療は耳鼻科で行うことが多いのですが、
実は歯科での「スリープスプリント」による治療が手軽で安く
、第一選択にずべきであるとの患者さんからのご意見があり、私も全く同感です。
スリープスプリントによる治療は保険適応です。
では、具体的な流れをお話します。
耳鼻科、内科などから「睡眠時無呼吸症候症」との診断書を発行してもらいます。
この診断書は必ず必要です。
①診療初日:スリープスプリントの適応症かどうかを診断し、適応症なら上下歯牙の印象(型どり)をします。
②2日目:下のアゴを突き出した位置で上下のスリープスプリントを仮り固定します。
③3日目:上下の顎位が問題なければ、スリープスプリントの本固定をします。
以上で終了です。
次回は睡眠時無呼吸症候群の最終回です。
投稿日:2010年12月8日 カテゴリー:口腔外科