歯周病治療と糖尿病②
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は歯周病の分野から歯周病治療と糖尿病の2回目です。
歯周病は糖尿病の6番目の合併症と言われていて、歯周病治療をすることが
糖尿病の改善に役立つことが報告されていることは前回か書きました。
血糖値のコントロールが悪くなると歯周病が重症化します。
歯周病が重症化すると、インスリンの効き目が悪くなり血糖値が下がりにくくなります。
血糖値が下がりにくい、すなわち血糖値のコントロールが悪くなると歯周病がさらに重症化します。
負の連鎖、悪循環に陥るという訳です。
歯周病を治療するということで、
歯周病と糖尿病の負の連鎖を断ち切る事ができると考えられます。
適切な歯ブラシや、歯間ブラシを選択し、
自分に合った歯磨きの方法を習得しないといけません。
プラークコントロールが大切という訳です。
(プラークコントロールとは、毎食後、歯ブラシを行い、歯周病菌の繁殖を防ぐことです。)
糖尿病だけではなく定期検診に努め、口腔内環境を維持しないといけませんね。
投稿日:2010年12月13日 カテゴリー:歯周病