関節円板について
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科
日本顎関節学会専門医 佐久間琢です。
今回は顎関節症の分野から関節円板についてです。
関節円板は顎関節を構成する要素の1つです。
下顎頭の上に乗っかっていて、クッションの役割をします。
顎関節症はタイプがいろいろあり、タイプごとに治療法が異なります。
このうち関節円板が関係するのは顎関節症III型です。
顎関節症のIII型は関節円板が位置の異常を起こすことで起こります。
関節円板の位置異常は関節雑音(カクンカクン音、パキパキ音)の原因になったり、
開口障害(口が開かなくなり痛みが出る)原因になります。
関節雑音は音が消せるものと消せないものがあります。
音が消えることは関節円板が正常な位置に戻ると言うことです。
関節円板が正常な位置に戻せるかどうかはケースによって異なります。
気になる症状は診察を受けましょう。
投稿日:2011年1月24日 カテゴリー:顎関節症