顎骨嚢胞(がっこつのうほう)
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は口腔外科の分野から顎骨嚢胞(がっこつのうほう)についてです。
症例です。
顎関節の雑音を主訴に受診された患者さんです。
顎関節症の診査で撮影したレントゲンでのう胞が発見されました。
右下の骨の中に丸い境界明瞭な透過像を認めます。
わかりにくいので印をつけてみます。
赤い丸印が嚢胞(のうほう)です。
顎骨嚢胞(がっこつのうほう)にはたくさん種類があります。
稀にエナメル上皮腫などの腫瘍の場合もあり、病理検査が必要です。
このケースでは顎関節症の診査で嚢胞が発見されました。
1年に1回はパノラマレントゲンによる診査を受けても良いと思います。
投稿日:2011年2月25日 カテゴリー:口腔外科