デンタルフロス
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は歯周病の分野からデンタルフロスについてです。
デンタルフロスは歯と歯の間の汚れを落とすのに必要な清掃器具です。
歯ブラシだけでは落とせない部分のプラークを除去する事ができます。
デンタルフロスを使った患者さんではプラークが2週間で70%減少したというデータもあります。
プラークの減少は虫歯や歯周病の予防に効果があるということです。
歯周病の予防は全身疾患の予防という観点からも必要です。
糖尿病、癌、動脈硬化、脳梗塞、早産、低体重児出産は歯周病と関連があるとされています。
イタリアではデンタルフロスの普及率が約70%、
一方、日本では約20%というデータがあります。
日本では成人の約80%が歯周病という事がわかっています。
歯を守るというという観点からも歯ブラシ以外にもデンタルフロスや歯間ブラシは使用すべきです。
投稿日:2011年2月25日 カテゴリー:歯周病