歯周外科処置と歯根破折 | 吉祥寺の歯医者 - さくま歯科 -

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歯周外科処置と歯根破折

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。

今回は口腔外科の分野から歯周外科処と歯根破折についてです。

症例です。

他院にて歯周外科処置を行う必要があると言われたが、

本当に必要かどうか相談したいとのことで受診されました。

セカンドオピニオンです。(セカンドオピニオン:別の医師の意見をきくこと)

口腔内の状態です。

金属の冠が入っています。

460.jpg

歯肉は腫れていませんがポケットが形成されています。

レントゲンでは歯の分岐部にヒビが入っています。歯根破折しています。

(レントゲンの向かって右側の一番奥の歯です。)

459.jpg

歯根破折によりポケットを形成しています。

このような場合、歯周外科処置によってポケットが消失することはありません。

原因が歯根破折なので歯根破折に対して処置する必要があります。

歯周病だけがポケット形成の原因ではないことを理解しないといけません。

投稿日:2011年3月23日  カテゴリー:口腔外科