唾液(しょう液性と粘液性)
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は口腔外科の分野から唾液についてです。
唾液にはしょう液性と粘液性があります。
①しょう液性
副交感神経刺激で分泌されるサラサラした唾液です。
②粘液性
交感神経の刺激で分泌される粘稠性のネバネバした唾液です。
唾液の分泌量は成人で男性が女性に比べて多い傾向にあります。
小児では年齢の増加とともに分泌量が増加し、15歳でほぼ成人レベルに達します。
そして、年齢を重ねるたびに分泌量が減少します。
「昔に比べて唾液が減っている」と感じるのは唾液量自体が減っていることと、
サラサラした唾液が相対的に減っていることが原因です。
唾液の機能に関しては以前書いていますのでご覧になってください。
投稿日:2011年3月11日 カテゴリー:口腔外科