痛みの評価方法(VASについて)
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科
日本顎関節学会 顎関節症専門医 佐久間琢です。
今回は顎関節症の分野から痛みの評価方法についてです。
顎関節症における痛みの評価には通常VAS(:Visual Analog Scale)を用いるのが一般的です。
10cmの直線状にマークをつけてもらい、定規で何ミリかを数えます。
マークが最も強い痛みに近いほど痛みの程度は強いことになります。
毎回、VASを測ることで痛みの変化が経時的にわかるのです。
痛みは主観的なものですので、VASもどこまで頼りになるかは意見の分かれる所です。
投稿日:2011年4月15日 カテゴリー:顎関節症