歯ぎしりに対する考え方の変化
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科
日本顎関節学会 顎関節症専門医 佐久間琢です。
今回は顎関節症の分野から歯ぎしりに対する考え方の変化についてです。
昔は、かみ合わせが原因で歯ぎしりが起こるとされていました。
現在では研究が進み、
歯ぎしりは睡眠中の中枢神経の活動にとって引き起こされる事がわかっています。
現段階では歯ぎしりは止めようがないわけです。
歯ぎしりによって発生する力が、歯に悪さをするので、
歯ぎしりから歯を守るようにするのが考え方です。
歯を守るにはスプリントが多用されています。
歯と歯がぶつかり消耗するのを防いでくれるのです。
写真はスタビライゼーション型スプリントです。
夜間に装着し歯を守ります。
歯ぎしりは様々な弊害を引き起こします。
気になる場合はスプリントの装着がよいと思います。
投稿日:2011年4月12日 カテゴリー:顎関節症