睡眠時無呼吸症候群とブラキシズム(歯ぎしり)
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科
日本顎関節学会 顎関節症専門医 佐久間琢です。
今回は睡眠時無呼吸症候群とブラキシズム(歯ぎしり)についてです。
ブラキシズム(歯ぎしり)では歯を守るためにスプリントを装着する事があります。
ある研究によるとスタビリゼーション型スプリントの装着は
ブラキシズムの減少が認められるが、しばらくすると
ブラキシズムは元に戻るという報告があります。
似たような装置を使う場合に睡眠時無呼吸症候群があります。
睡眠時無呼吸症候群で使用するスリープスプリントは
ブラキシズムを減少させるという報告があります。
上の写真は睡眠時無呼吸症候群で使用するスプリント。
上下に装着するのでスタビリゼーション型スプリントとは形が違います。
ブラキシズム(歯ぎしり)をなくすことなできません。
歯ぎしりがひどい場合はスプリント装着で歯を守ることが必要かもしれません。
投稿日:2011年4月13日 カテゴリー:口腔外科, 顎関節症