インプラントかブリッジかの選択
こんにちは。 武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回はインプラントの分野からインプラントかブリッジかどちらを選択するかについてです。
症例です。
右下5番が歯根破折を起こしました。
縦方向にヒビが走っています。
保存は不可能なので残念ながら抜歯です。
破折していました。
抜歯後の治し方はインプラントかブリッジになります。
患者さんはインプラントを選択されました。
インプラント埋入後のレントゲン写真。
インプラントを選択することで前後の歯を処置する必要はありません。
前後の歯にかかる負担は軽減できます。
このケースでは前後の歯に根先病巣があり、将来的には根管治療が必要になる可能性も高い
ので、インプラントで負担を軽減できるのは良いと思います。
ブリッジを選択すると、前後の歯が負担過剰になって破折をします。破折すると抜歯になり、今度は
ブリッジは無理なので義歯になり、義歯のバネをかけた歯が負担過剰になり抜けていく、、、
このようにして歯を失う欠損ドミノに突入します。
インプラントを選択することで欠損ドミノを止める事ができます。