永久歯の先天性欠如
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は小児歯科の分野から永久歯の先天性欠如についてです。
新聞に日本小児歯科学会の調査で、
永久歯の先天欠損が10%もあるという結果が掲載されていました。
1割というのはかなり大きな数字だと思います。
先天性欠如とは生まれつき歯がないことで、
乳歯が欠如している場合、50%は後続の永久歯も欠如します。
歯の欠如がどうして起こるかははっきりと原因がわかっていません。
歯の欠如によって審美障害、不正咬合や顎関節症などの機能障害、舌の位置異常、
口呼吸、顎骨の発育不良、顔貌の発育異常など多くの弊害を引き起こすと思います。