叢生(そうせい:乱くい歯)について
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。
今回は矯正・小児歯科の分野から叢生(そうせい)についてです。
叢生とは歯列弓内に排列(はいれつ)できなく、
数歯にわたり頬側、唇側、舌側に転位している状態です。
きれいに並ばないで、デコボコに歯が並んでしまうという事です。
症例をみてみまよう。
上下の口腔内写真です。
上顎:きれいに並んでいます。
下顎:前歯の部分がデコボコしています。
このデコボコした状態を叢生(そうせい)と言います。
叢生はおよそ40%で発生するとされています。
汚れが貯まりやすく、虫歯や歯周病になりやすいので気を付けないといけません。
叢生を治すには犬歯が萌出する前に処置しないといけません。
年齢にして10歳までということになります。
その理由についてはいずれ詳しく書きたいと思います。