心臓の手術と歯科
こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です
今回は予防歯科の分野から心臓の手術と歯科についてです。
先日、心臓弁の手術をするので、術前のチェックをして欲しいとのことで患者さんが来院されました。
口の中にある細菌が血流に入り悪さをすることがあるためです。
口腔内細菌は心臓の弁の周囲に貯まり、炎症の原因となり悪さをします。
よって、手術前には口腔内の感染巣のチェックが必要になるという訳です。
歯石沈着や根尖病巣、歯周病が高度な場合は心臓の炎症を起こす確率が高いと言えます。
歯石を放置すると下の写真のようになってしまいます。
最近、全身にとって口の中の細菌が悪さをすることがわかってきています。
口腔内の清潔を保つ事は、全身疾患に対しても有効であるといえます。
定期的なクリーニングが大切です。
投稿日:2011年5月20日 カテゴリー:予防歯科, 歯周病