アングルの分類 | 吉祥寺の歯医者 - さくま歯科 -

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アングルの分類

こんにちは。武蔵野市 吉祥寺 さくま歯科 佐久間琢です。

今回は矯正の分野からアングルの分類についてです。

アングルの分類とは、

第一大臼歯の前後の位置関係で顎の過成長と劣成長を判断する指標です。

3つに分類されます。

アングルⅠ級:正常

アングルⅡ級:下顎が後退し、上顎が前突している状態と後退している場合がある。

アングルⅢ級:下顎が上顎より前突している状態。

さらに口呼吸と鼻呼吸で細かく分けています。

アングルⅡ級で口呼吸がある場合をⅡ級1類としています。

鼻呼吸の場合はⅡ級2類となります。

アングルⅡ級顎関節症をはじめとする顎機能異常を起こしやすく注意が必要です。

また、睡眠時無呼吸症候群では下顎が小さいⅡ級が圧倒的に多い印象です。

アングルの分類には問題点もあるのですが、簡単な分類法で臨床的には多用されています。

投稿日:2011年5月10日  カテゴリー:矯正